演奏のイメージが出来ない人はそろって、自分の気持ちが分からないというんですよね。
話を聞くとみな私生活で自分一人の時間を持てていないんです。
こちらのブログでも書きましたけど。
自分の気持ちに素直になれるような環境を自分で調えないと上達はありえないんですよ。
とある生徒さんの場合は、仕事をして疲れて帰ってきた後に親の介護をされていました。
なので、プライベートでも仕事でも心が休まる時間がないと。
ようは、親が中心の生活になっていたというわけです。
ずっとついていないとダメなくらい弱ってらっしゃるんですか?
と聞いたところ、頭もしっかりしているし、自分のことはある程度できるとのこと。
でも、家にいるときは、一緒にいないといけないかな、とのことでした。
だったら、ご飯の時以外は、やりたいことがあるんです♪と明るく言って部屋にこもってしまいましょう。ひょっとしたら、向こうも仕事から帰ってきて疲れているのに私の面倒みてくれて申し訳ないって思ってるかもしれないですよ?コミュニケーションは、ごはんの時に、仕事のことや、フルートのことで楽しいことや辛いことなんかを話すくらいでいいですよ。親と言えども、お互い、適度な心の距離は必要です。
とアドヴァイスさせてもらいました。
一人の時間を持てるようになって、ストレスを減らし自分の喜怒哀楽を味わう時間が増えて、表現力がもっともっと増すようになってもらいたいです。その方が、家族に対しても穏やかな気持ちで接するようにもなれます。一石二鳥ですよね。頑張ってもらいたいです。