私のこと

それはほんとに清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気でした

投稿日:2015年3月2日 更新日:

プロフィールにあるんですが、フランスのパリ・エコールノルマルという音楽学校で、フルート教授されているジャン・フェランディス先生のレッスンを受けた時の話をしますね。

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ある日、ドルチェ楽器のホームページを見ていたら、偶然、フェランディス先生のマスタークラス(レッスンのこと)の募集をしているのを発見。

空き枠、なんと後1つ!!

しばし、そのまま固まりました。

前から、海外の先生に、習ってる友人がうらやましくて、仕方なかったんですよね。

だから、「いつか」習えたらいいな
ってずっと思ってました。

でも、それは「いつか」の話であって今ではなかったんです。なのに、今、それが叶ってしまうのかと。

曲とかどうしたらいいの?
今やってるやつでいい?
全然吹けないけど???
どーする?

でも、この間にもその枠は、埋まってしまうかもしれない。

どうしようなんて悩んでる暇ない!!!
えええええいいいいい!!!

と、勇気を振り絞って申し込みをしたのでした。

それはほんとに、清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気でした。心臓が破裂しそうなくらい、バクバクして申し込みしただけで、どっと疲れました・爆笑

その日から、バカみたいに練習して練習して練習して、当日になります。

ドルチェ楽器のホールがレッスン会場でした。

レッスン前に、音出しができるようにと練習部屋を、受講生に貸し出されていたので、そこで練習するんですが、キンチョーしすぎて全然指回らない(笑)

どうしよう(涙)

ほんとに練習部屋で泣きそうになってました。が、無常にも時間はやってくるのです…

呼ばれて、エレベーターにのって9階まであがってドア開いたら、輝かしいフルートの音色がっ!!!!うおおおおおおおお!!!めちゃくちゃ綺麗!!!

もうこれだけで十分…帰ってもいい…という気持ちでした・爆笑

ホールに入ったら、フェランディス先生が目の前にっ!!!(当たり前・爆笑)
先生の前にいくだけで、もうカチコチの私。

そしたら、「緊張しなくていいよ」って英語で話かけてくれたんですけど、緊張するな、とかそんなの無理に決まってすよね(笑)

そしてレッスンが始まります。

曲で使用した部分は、簡単なメロディーの部分だけでした。吹けないってあんなに心配したけど、そんな心配全然なかったでした(笑)

とにかく、ひたすらリラックスする方法を教わりました。

最後には、ドルチェ楽器のスタッフの通訳の方に「最初と全然別人ですよ!!」
って笑顔で言われたんですが、その時は、緊張しすぎて、全然、変化がわかりませんでした。

が。家帰ってから、その時教わったように吹いて録音してみたんです。

そ し た ら

ナニコレ、私の演奏なのか?音色が全然ちがう!音楽に表情までついてる!

そして、これがきっかけで、その後、脱力についてひたらすら研究するようになるのですが、研究しすぎて腱鞘炎になって、フルート長い間、吹けなくなったりもしました(笑)

でも、この時の一歩は本当に大きな一歩だったなと思います。この経験があるから、今の私がいる。これからも、沢山の怖い経験、踏んでいきたいと思います(笑)

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