こちらで(めっちゃ放置してるけど)
こっそり言ってたんだけど(笑)
実は私
演奏することから逃げてた
んだよね
教えるの好きだし
講師は自分でも向いてる
と思ってる。
でも、演奏の方は
上手くはなりたいけど
音大出てないしこんな年だし
演奏で稼げなくても別にいいや
そこそこでいいや
って思ってた。
人が舞台で拍手喝采されてるのを見て
羨ましいといつも思っていた癖に。
演奏も教えるのも上手になりたい
って言っていた癖に。
ネットラジオでも言ってるけど
あれだけ演奏活動しておきながら
演奏は二の次でいいって思ってた。
教室が繁盛して
たまに開くコンサートに
生徒さんが来てくれたら
それでいいやって思ってた。
でも、コロナで活動が
全く出来なくなった。
そんな中、星矢先生が出来る範囲で
生演奏をやってるのを見習って
私もやろうと思ってやった。
それが去年の9月のこのコンサートだった。
ピアニストさんとの
合わせの時から楽しくて
ああ、私、こんなに演奏するもの好きだったんだ
って気が付いた。
コンサート終わったら
涙出てきて止まらなくて
こんなに好きだったのに
どうして私はそこそこでいいなんて
思っていたんだろうって
改めて思った。
聞きに来てくれたお客さんも
久しぶりの生の音楽にとっても
感動してくれた。
もっとこういうことしていきたい。
やっぱり演奏でも稼ぎたい
稼げるくらいうまくなりたい
やっとそれが本当の自分の望みだと気が付いた。
だから、その気持ちから逃げないことにした。
このネットラジオをアップした時
(9月2日)には
これからどうやって
演奏することと向き合っていくのか
まだ分からない状態だったけど
その後、YouTubeで初の本格的な
コンサートの生配信をコラボでやった。
1人でやる配信はつまらなかったけど
誰かとやるとすごく楽しかった。
このコラボをやる前にはすでに
12月~1月のアンサンブルコンサートが
決まっていたのだけど
あまりにもこの副住職さんとの
コラボが楽しかったので
このYouTubeの配信
コンサートを毎月続けて行こう
と決めた。
とりあえずコロナ禍の間はやろう。
これを通して私は
演奏することと向き合おう。
と決めた。
配信コンサートの曲の練習をしつつ
合宿の曲、ブログには書いてないけど
非公開でのコンサートの曲の練習を
するようになった。
私は不器用な人間なので
簡単な曲でも練習しておかないと
間違えてしまうので
ノイローゼのようにさらっていた。
練習してもしてもしても
時間が足りなくてしんどくて
泣きそうになりながらも
練習してきた。
そんな日々をもう半年くらい続けている。
そして、最近は、少しは慣れたかなと
思っていたんだけど
そうすると曲のレベルを自分で
あげてしまって首を絞めている。
ほんと死にそう。
ほんと演奏で食ってる人すごいし
改めて心底尊敬する。
でも、昔、音大生なんて
雲の上の存在だって思ってた。
28歳で本格的に習いはじめた時だって
まさか自分がプロになるなんても
思ってなかった。
なのに、今、自分はプロになってる。
そして、音大生どころか
プロで尚且つコンクールでも
よい成績をおさめている人達と
一緒にコンサートやれている。
人生は、ひと箱分の
チョコレート
みたいなものよ
何が起こるかわからないの
フォレストガンプに出てくる名言で
開けてみるまでチョコレートの
中身がどんな味なのか分からない
という意味なんだけど
今、ほんと、これだなあぁって思っている。
だから、こんな年だけど絶対に諦めない。
諦めが悪い
私の取り柄でもあるから
絶対に諦めない。
逃げずに音楽に向き合った先には
どんな人生が待ってるんだろうか。
でも、間違いなく楽しい人生だと思う。
だって、それが私のしたいことだったんだから。