「オランダ教育に触れるイベント」に参加するために京都まで行ってきました!
オランダでは、なんと4歳から12歳までが小学校。しかも教育方針が学校ごとに違う。教え方も違う。行きたい学校は子供と相談して行きたい学校に行けて、自由に学校も変わっていいとのこと。
小学校がかなりユニークで、学校ごとに机に座って一方的に先生の授業を聞く、というやり方ではなく、カリキュラムや休み時間なども、子供の自主性に任せるやり方だそう。学校ではコーチングを取り入れていて、いちいち、今日は何をする?じゃあどうすればいい?と聞いていく。休み時間も何をする?と聞くんだそう。成績表も自分でつけるそうです。
中・高になると日本と同じように机に座って先生の授業を聞く、というパターンになるのですが、それでも学校は自由に決めて自由に変わっていいそう。高校でもコーチングが取り入れられています。大学は高校卒業の証明があれば、なんと日本の学校の卒業証明で入れるそう(笑) 受験というものが存在しないから。
コーチングというのは、資格を取ったからつぐ使えるというものではありません。実践をやってはじめて使えるようになっていくもの。なので、教員志望の大学生は1年の時から教育実習に週2回行かなければならないそうです。そして放課後に生徒のコーチングをして、自分も大学でコーチングを受けて今後の方針を決めていくそうです。
子供の幸せ度世界ナンバーワンというオランダ。
それは、こうしてコーチングによって、どんな自分でもOK、友達もどんな人でもOKという考え方が身につくことと、自分で何もかも決めれると言う事は、大人から絶対的に信頼されているということ。それが自己肯定感を生み、幸せだと感じることが出来るんんじゃないのかな、と私は思いました。
日本は画一的な教育をしてきたからこそ経済大国になれたのは事実です。でも、昔のように勉強ができない子やいじめられた子が学校に行けないのではなく、学校教育が合わなくてはじかれてしまう子供がたくさんいます。高校になれば、通信教育等、選べるようになるのに、小中学校では近くの学校に行くという選択しかないのはとても問題だと思っています。すぐには指導の体制は変えれないと思いますし、オランダでのやり方が日本にもあっているとも限りません。でも、小中学校から自分の行きたい学校を好きに選べれる、それくらい出来るようになればいいのになと思います。
講師の石川尚子さんと