ある程度吹けるようになった方に個人練習で気をつけてもらいたいことがある。それは
・指がだいたい回っただけで満足しないこと
・なんとなく吹けて満足しないこと
こういう練習していても、いつまで経っても、よい音色で演奏が出来るようにはならないんだよね。それでいいなら、それでいいけど、絶対に違うよね。音色のいい人の演奏を聞いたら、そんな風に吹きたいって思うよね?
音色っていうのは、常に集中してやらないと、いつまで経ってもよい音で吹けるようにはならないんだよ。
1秒足りとも指だけとか、楽譜を追う事だけにならずに、自分の音を聞き続けてより良い音を出せているか、響いているかと確認しながら吹く。
後、音程も同じ。ずっと気にしてやらないと、いつまで経っても音程は取れるようにならない。
そんな風に気をつけて練習しようとすると、絶対にゆっくりやらないとダメなんだよね。それって本当につまらないし、忍耐力もいる。だけど、上達するためには絶対にさけて通れない道でもある。
でも、絶対に、半年、1年、3年経った時に、今の自分とは別人の音色が出せるようになるから。その日を楽しみに、コツコツ、地道な練習を頑張るようにしようね