どこかでプロになるには
才能とか実力よりも運だ
ってのを読んだんだけど、ほんまにそれだよな、って思う。
音大出てないのに、めっちゃ良い先生にばかりに習えてるの、奇跡としか思えない。
でも、その奇跡を奇跡にしたのは自分なんだよね。すごい先生に習えるチャンスがあったとしても、割と、みんなしり込みして逃げる。
けど、私は
まじ怖い吐きそう
って言いながら、突撃GOする(笑)
今年のリサイタルは、まじそれだったよね(笑)
あんなプログラムやって、しかも、お師匠様と一緒に組んでるピアニストさんに頼んで、超、背伸びした。
背伸びして、蓋をして一生なかったことにしたい、大やらかしな演奏を、過去に何度もしてるだけに、リサイタル決めた去年の11月から8か月間震えながらやってた。
不眠になって、前日、恐怖から泣きながら練習してた。
けど、そんな思いしてまでやれるってのも、たぶん、才能の一つなんだろう。
昔、習い始めたころ良く言われた
美鈴さん、そんなに頑張ってどうするの?
って。
この言葉に隠された言葉は
アマチュアなのに
アマチュアだから、なんで頑張ったらイカンのか?ほんとに謎でしかない。
うまくなりたい
その気持ちにアマチュアもプロもあるのかと
30才の時にパユ(ベルリンフィル首席奏者)の演奏をはじめて生で聞いて、雷打たれたように衝撃を受けて、あんな風になりたいと。少しでも近づきたいと、そう思って、がむしゃらにやってたら、教える側に回っていたワケだけど。
今も、まだ、私はパユを追いかけている。
そういう一流の演奏家を追いかけている。
そうなりたい
という気持ちに
プロもアマチュアも年齢も一切関係ない
そう思う。
だから、吐きそうなほど怖いことでも、チャンスだと思ったら絶対に掴むし、絶対嫌!と思うような事でも、尊敬する人から言われたら、それをやる。
だから、また来年、あれこれやることにしたけど、それは、また来年(笑)