いまってる曲をとても苦労されている生徒さん。
2~3年したら今やってる曲、こんなので苦労してたのか~ってなりますよ!
って言うと、もれなく「えーーー!!(信じられない)」と返ってくるのです…(笑)
まぁ、その気持ちは分かりますけどね・笑
私、28歳で初めて習い始めたころは、こんな曲すら、初見で吹けないほど下手クソだったのですよ。ほんと譜読み、苦手だったのです・苦笑
2年くらいは小品曲をやっていたのですが、突然、バッハのソナタやることになって、どれほど苦しんだか。
それ終わってもかなり難しい本格的なソナタの曲ばかり。こんなのをすらすら吹いている音大生とかプロって、雲の上の存在で、なんであんなの出来るんだろうって思ってたのですよ。
そのころのあこがれの曲はプロコフィエフのフルートソナタ。今でも好きな曲です。
が、みてのとおり、超難曲なんですよ。この装飾どうするねん!しかもなんでこんなに音が上がったり下がったりするねん!!!きっとこんなのを演奏する日は一生来ないだろうと思ってたんですよ。
が、この曲、すでに2回ほど演奏してるんですよね。
んでもって、あんなのがどうしてすらすら吹けるんだろうって曲も、演奏会でバンバン吹いちゃってるんですよね~。でもって、雲の上の存在だと思っていたプロに自分がなってしまってるんですよね。
いやー、人間ってすごいなって、ほんと思います!
アマチュアの人でもこの手の曲をすらすら吹く人はごろごろいるので、私はプロじゃないからと思わずに、こんな曲が出来るようになるかもしれないのか~!そんな日が来たらいいな~♪と前向きに考えて、今やっている曲の練習に取り組んでもらいたいと思います。今の積み重ねが、こんなすごい曲に繋がるのですから!!!