本番が近くなってきます。
自分の子供にはより上手く演奏してもらいたい!
そんな期待から、
「何その演奏!」
なんて言ったりしてませんか?
そして本番が終わった後、ミスをしてしまったお子様に
「あのミスが痛かった」
とか
「もっと堂々とやればよかった」
とか
「こんな風にやればもっとよかった」
とか
「あの子の方がうまかった。なんであんな風に演奏できなかったの?」
なんて言ってしまってませんか?
これ、全部、NGなんで、絶対に言わないようにお願いします!
自分が出来ていない事は自分が一番知っているんです。
なのに、それを言う。傷口に塩を塗り込む行為です。
でも、どうしても言いたくなるんです!
という方。
では、実際にご自身が楽器を初めてみてください。
どれほど、うまくいかないものか。
そして、本番に立ってください。
どれほど、緊張して思うような演奏が出来ないものか。
それでもわからない?
では、
「このごはん、全然おいしくないからいらない。ほんとお母さんって料理下手!」
「○○ちゃんのお母さんは、とってもきれい!なんでお母さんはあんなにきれいじゃないの?」
「他のお父さん、お母さん、みんなできてるのに、そんな事できて当然でしょう?どうして出来ないの?」
なんて言われた日にはブチ切れませんか?爆笑
これと同じことを子供に言ってるんですよ?
どれほど酷い事を言っているのは理解していただけたかと思います。
親は以外とこういう言葉を、平気で言っちゃうものですが、気をつけていただきたいです。
相手が思うように行動出来ないのは、あなたとは違う人間だから当たりまえ。それを求めるのは、ただのエゴです。
お子様が生まれた時、無事に生まれてきてよかった、とすべての方が思われたはずです。その時の気持ちを思い出して、今、子供が楽しんで人生を生きているならそれでいい、そんな風に考えてもらえたらな、と思います。