今年の7月に4年ぶりのリサイタルを行います。今回で8回目になるコンサートは、この4年間に学んできたことを出したいと思っています!
◆チケット販売所
・ラブリーホール(6月28日より販売開始しました)
・上條美鈴のオンラインショップ
一般:https://misuzufl.base.shop/items/63694153
学生:https://misuzufl.base.shop/items/63694246
プログラム
グリフェス:ポエム
タファネル:ミニヨンの主題によるグランドファンタジー
タクタキシヴィリ:ソナタ
ボルヌ:カルメンファンタジー
1部
グリフェスのポエム
短調で悲哀にみちた出だしから、途中、不思議な国に迷ったような、そんなメロディーに変わります。その後は、悲しみなのか力強いメロディーへと移り、最後はまた悲哀にみちた冒頭のメロディーで終わります。ポエムという題名がついていますので、私なりの物語を作って演奏したいと思っております。
タファネルのミニヨンの主題によるグランドファンタジー
アンブロワーズ・トマが作曲したオペラで、とても素晴らしい曲が沢山ちりばめられたオペラです。こちらもフルートのテクニックを見せるような編曲になっていますが、オペラの持つよさを大事に演奏したいと思います。
2部
タクタキシヴィリのソナタ
民族音楽のようなメロディーが多く、ダンスが出来そうな楽しい曲です。タクタキシヴィリはジョージア(グルジア)の生まれで、だからなのかロシアの作曲家っぽい雰囲気がところどころにあり、そんなところも伝わるように演奏出来たらと思っています。
カルメンはみなさんご存知なので説明は要らないですよね。ファンタジーというのは、空想的なという意味ではなく、同じメロディーがどんどん変わっていく形式のものを指します。
特にこの曲はフルートのテクニックをひけらかすために書かれた曲でもあるので、徐々に難しいバリエーションへと移っていきます。それが、フルートの華やかさを引き出して曲を盛り上げていきます。そのあたりを楽しんでいただけたらと思います。
今回、伴奏は西岡仁美さんにお願いをしました。
経験豊富な方なので、とても楽しみにしています。合わせはこれからやっていきますが、私の音楽観をお伝えしながら、二人の音楽の世界を作り、それを当日表現したいです。
ぜひ、そんな演奏を聴きに7月18日のリサイタルにいらしてください。お待ちしております。