去年の9月に超どクラシックの演奏会をしたときに、何曲も一度に仕上げるのもいい勉強になるけど、なんか1曲をじっくり勉強してみたい…と実は思ったのですね。でも、それはチャリティーコンサートであったり、そういうものでいいかなと思っていたのですが、去年の12月のある日、音楽とは関係ない友達から、
コンクール受けたら?
と気軽に言われましてですね。
えええ!今さらこの年でコンクール出るの~~?( ;∀;)
とものすごく悩んだのですよ。
昔、コンクール出てた時は、自分のレベルもよくわかっておらず、舞台経験欲しさに出てただけなんですよね。
だもんで、コンクールは予選・本選・ファイナルとあり、いつも本選どまり。(今回受けたコンクールです)
今は、その時とは違うし、それなりの演奏はしたいし、できたらファイナルに残りたい。そうすると、今の自分では足りない部分がありありとわかるから、しなくてはいけない努力もわかるだけに、それをやるの…?この年で…?どんよりしてたのですよ(笑)
そんな時に、このイベントに参加したわけですよ。
このブログにも書いてあるとおり、昨年の大阪国際コンクールでグランプリを取った中野さんの演奏を聴いて猛烈に感動してしまったのですよ。
私より年上???えーー!!!孫もいるのーーー?
年齢制限ないんだから、年齢とか関係ないな!!!よし、コンクール出るぞーーー!!!
なーんても、うっかり思ってしまったわけですよ( ̄▽ ̄)
で、冬の合宿で星矢君に相談したんですよ。それで、モーツァルトD-dur、ファイナルのこったら尾高は3楽章にして、今年の合宿終わってからモーツァルト7:尾高3くらいの割合で練習しつづけて来たのですよ。今年の4月のリサイタルも、モーツァルトをやるためにやったようなもんです。
モーツァルトやってもやってもできなくて、何度もめげそうになりましたが、申し込んでしまった以上は無様な演奏したくないのでやるしかない。ほんとに自分の意地だけで頑張ってましたね。
なんでこんなクソ難しい曲選んでん!星矢君!とも何度も思いました(笑)
が。でも、モーツァルトをモーツァルトらしく吹くためにした努力はとても自分のためになったし、確実に上達もしたので、コンクール終わった今では大感謝です(笑)
というわけで、今回のコンクールは演奏を楽しむことが目標でした。
時々、はっ!!!そうだ!!楽しむんだった!
と思い出しては楽しもうとは努力はしてましたが、緊張しすぎて、楽しめてはいなかったですね(笑)
ま、そういうのを楽しんだということで(笑)
演奏そのものは、自分の音楽はやれたし、星矢君に自作カデンツァは暗譜で、と言われていたのもやったし、合宿の発表会よりはよい演奏したと思うし、あれ以上の演奏は今はできなかったとも思うので後悔ないです。
後はカデンツァで少しミスったのと、タンギングが少し甘くなったこと、時々音程が悪くなったこと、その辺を審査員がどう判断するのか。それ次第。
ずっとがむしゃらにやってたのでようやく夏休みという感じ。
はーー、ほんと自分、頑張ったよ~~。
とりあえず、仕事の時以外は、ゆっくり過ごします~~。
というわけで(何が?)、帰りはツルザワさんにフラフラと寄ってしまいました♡
見よ、苦しみから解放されてうまいものを食べるうれしそうな私の顔を( ̄▽ ̄)