水曜日ですが、アドラー心理学の講座に行ってきました。
前回の参加は1月なのでほんと久しぶりです。
今回は岸見先生が、判定で敗北したボクシングの村田選手との対談の話をされていました。
その対談はこちら
最初の部分を引用します。
初の世界タイトル戦はダウンを奪いながら、不可解なジャッジによる判定負け。国内外で議論が巻き起こった。ただ、その中で当の村田は清々しく微笑んでいる。
なぜか。
「評価するのは他者ですから。アドラーが言うように他者をコントロールすることはできない。課題の分離ですよ」
なんというタイムリーな話だと(笑)
現在、神戸国際フルートコンクールが開催されていますが、コンクールとは、まさに、評価するのは他者じゃないですか(笑)
岸見先生に
「タイトル取れたから、資格があるから、音大出てるから、すごいんじゃなくて、その人がすごいからすごいんですよね!」
って聞いてみたところ、
「そうです」
と笑顔で答えてくださいました。
勝つ=幸せではない
幸せを感じるには→他者貢献をすること
つまり、音楽家には生徒さんが上達して喜んでくれたり、演奏を聞いてくれた人が感動してくれたりすること
勝つことに執着して、幸せを失ってしまっては意味がないですよね。
私も気がつくと、うまいと言われるために練習していたりするのですが、そうではなく、自分の音楽を素晴らしいものにするために、自分を喜ばせるために練習して、その結果、生徒さんやファンの方が笑顔になる。
そんな、win・winの関係を気づいていきたいです(*´▽`*)