吹いていて、高音になると息のスピードが足りなかったり、息自体が足りなかったりして音がかする…
なので質問してみました。
「これ、何のためにやるんです?」
返ってきた答えは「…指とか姿勢に気をつけてやる?」
いや、まあ、そうなんですけど、一番気を付けて欲しいこと、今まで、散々、言ってきたつもりだったのですが伝わってなかったようでした( ;∀;)
音階練習は、息のコントロールの練習なんですよ。
どんな指まわりでも、どんな速さになっても息をずっと流してふくこと。
音が低いならそれにあった息のスピード、高くなるならそれにあった息のスピードにすること。
どんな状態になっても、自分で息をコントロールして良い音色を出して、息が足りないなんてことがないようにすること。
音階を覚えた方がいいのは、そういうコントロールの方に集中できるからなんですね。
とにかく、早いテンポでやろうとせず、めちゃくちゃゆっくりでいいので、よい音が鳴るためには、どういう息を出せばよいのか、それに集中して練習してください。それにはもちろん、姿勢や構え方も密接にかかわってきます。
自由に自然に息を吐き続けれたとき、指も回るようになります。ので、地道で面白くない練習ですが、少しでいいので頑張ってくださいね(*´▽`*)