この神戸国際フルートコンクールというのは、世界4大コンクールのうちのひとつ。
4年に一度開催され、世界の若手のトップの人が争い、入賞者はのきなみ世界の名だたるオケの奏者になっているすごいコンクールなのです。過去には、あのベルリンフィルの首席フルート奏者、エマニュエル・パユも19歳の若さで優勝しています。
が、このコンクール、一時、神戸市の財政難でなくなりかけたのですが…開催に向けて署名を集めたり募金を集めたりして開催にこぎつけたのでした。
ほんと良かったです。
5回開催から聞いているのですが、すんごい勉強になるので、なくなったら困ります。
このコンクール、かなり過酷で、今回の1次は、バッハのパルティータから1・2楽章、ボサの14のアラベスク練習曲より第7番、パガニーニの24のカプリッチュより任意の1曲(つまり3曲)を選んで、20分以内で演奏するというもの。
みんな同じ曲ばっかりで面白くないと思います?
いや、これが、全然違う曲かのように、みんな違う演奏するんですよ。
おお、この人こう来たか!え?それありなの?とか。
だもんで、自分の表現力や解析力がつくんですよね!
なにより、みんなうまいし(笑)
それが、1次’(3日間)はなんと1000円。
安い、安すぎです(笑)
1次の後は、2次(2日間)、3次、ファイナル、入賞者披露コンサート、とあるのですが、全部が聞けるパスもなんと7000円。
将来、プロになりたい人だけじゃなく、アマチュアの方でももっとうまくなりたいと思ってる方。
ぜひ、聞きにいってください!
YouTubeでも配信されてますが、音質最悪です(笑)
生と全然違います(笑)
よい演奏は、聞くだけでうまくなるので是非!!!