生徒さんが、とある箇所、どうしてもうまく行きません。
前回、こういう風に練習してきてください、と言いましたが、やってきてないでしょう?というと、生徒さんは「やってきたつもりです」と言うんですよ。やってきてたら出来るはずなんです。出来てないって事はやってきてないんですよね。
2~3回やってなんとなく出来たから「出来た!」と思って、次のフレーズに移ってません?
すると、図星という顔の生徒さん。
2~3回なんてやったうちに入りません!!
30回やってようやくやったと言えます!
回数こそ言ってないですが、指やブレスの箇所に気を取られないようになるまでやってください、と常日頃言ってるんですよね。決して、それ、2~3回で出来ないはずなんです。
「やったつもり」なのに出来ないのは、回数が単純に足りないのが原因です。
そりゃ、まったくやってないよりは、2~3回でもやった方がいいですよ?でもね、本当にうまくなりたかったら、そういう苦手なところ、出来ないところほど、何度も何度もしつこく練習してください。
世の中の天才という人は、それこそ、そういう箇所の練習を100回でも200回でも500回でも1000回でもやってるんです。そもそも、天才なんていませんからね。みんな努力の人なのです。出来るようになるまでやるか、やらないか、それだけなんです。
なので、出来ないところを、一度の練習で最低30回やる、頑張ってくださいね!
ええ、最低、ですからね!(笑)